ポケットWiFiを使いたいならプロバイダ選びに注目!?
テザリングだけでは不十分
「インターネットがどこでも使えたら」と思ったときに携帯に便利なポケットWi-Fiが気になるでしょう。
スマートフォンでもテザリング機能を利用することでWi-Fi接続しかできない電子デバイスでも使用できます。しかしスマートフォンのバッテリー残量が気になって電子デバイスを使うことができない場合もあるのです。
そこで、ここではどのようなポケットWi-Fiを選べばいいのかポイントを確認してみましょう。
目次
オール満点のポケットWi-Fiはないってホント!?
だからこそどう選ぶかが大事
安価で高速、しかもどこからでも好きなだけ使える理想のポケットWi-Fiは、まず見つかりません。
ポケットWi-Fiを選ぶときに大切なことは何をしたいのか目的を考えることです。利用料金が手ごろであれば多くの利用者が集まります。利用者が増えれば、どうしても回線が混雑して速度が低下傾向になります。
固定のネット回線とは違う
しかし、場合によっては利用者が増えたことで回線数が増加され、速度的にも改善されることもあります。つまり自由自在に移動することができるポケットWi-Fiは固定されたインターネット回線と比べても、その瞬間の通信環境に影響を受けます。
だからこそ、どのような使い方をしたいかなどが重要となってきます。どこで使いたいのか、さらにはコストとしてどのくらいを見込むのかで、おすすめできるポケットWi-Fiも異なってくるのです。
ポケットWi-Fiに必要な目安となる回線速度を知っておこう!
ポケットWi-Fiを選ぶ上で、自分が求める回線速度がどれくらいなのかイメージしておきましょう。そうすることでコスト面を抑えることができ、また利用エリアを考えるときに融通が利くからです。
3つの利用目的別の最低回線速度
まずメールやチャットなどのテキストを中心とした使用なら、およそ0.2Mbps以上が確保できれば十分です。
注意!
もし、この0.2Mbpsを極端に下回った場合には、ポケットWi-Fiを所有しインターネットに接続してもほとんどの作業が行えません。
安価なだけのプロバイダを利用すると、結局はほとんどインターネットを使うことができない可能性があるのです。
次にもうすこし負荷の掛かるWEBサイトの閲覧では、1Mbpmから2Mbpmが目安になります。このくらいの回線が安定的に確保できれば、パソコンやタブレットなどを使ってネットサーフィンを行うことが可能でしょう。
参考情報!
意外に感じるかもしれませんが、1Mbpmから2Mbpsの通信速度があれば十分にインターネットを利用した作業ができます。
さらに負荷の掛かる動画の閲覧では、画質の設定によっても異なりますが、0.5Mbpmから5Mbpsの回線速度が要求されます。
参考情報!
本格的に大きなデータのやり取りを行うつもりなら、安定的に3Mbps以上の回線速度が必要になるでしょう。
つまり
このように作業内容によって必要となる回線速度は異なります。
速度の目安を知ることで、利用できるプロバイダの選択肢も増え、より自分に合ったサービスを見つけることができるでしょう。
利用用途 |
メール・チャット |
サイト閲覧 |
動画閲覧 |
---|---|---|---|
回線速度 |
0.2Mbps |
1.0〜2.0Mbps |
0.5〜5.0Mbps |
※つまり常時5.0Mbps以上の回線速度があれば、インターネットの利用に困ることはない。
ライフスタイルをイメージすることもポケットWi-Fi選びの重要なポイント!
これはポケットWi-Fiというよりもインターネット回線全般にいえることですが、回線速度は時間帯によって大きく異なります。
ネットの回線速度が遅くなる(混み合う)時間帯
一般的に16時を過ぎると回線は混みはじめ、20時をピークに日付のかわる0時までかなり集中している傾向です。
ヒント!
夕方、帰宅してインターネットに接続する人が増えてくるからでしょう。さらに夕飯の後、就寝までの時間帯も利用者が増加します。
それ以外にも、12時から13時も回線が混み合います。
ヒント!
会社勤めをしている人が、お昼休みにインターネットに接続して込みあることが原因と考えられます。夕方から夜までほどではなくても、それなりに回線速度が低下傾向にあります。
深夜は快適♪
一方で、0時を過ぎると回線は時間と共に快適になります。4時ごろまで回線は空いていて、とても利用しやすい時間帯を迎えます。
自分の利用時間を把握すべし
日中、快適な回線速度のプロバイダであっても、時間帯によって少なからず影響を受けます。自分が使用する時間帯がどこに当てはまるのか確認しておくと、ポケットWi-Fiを選ぶときの参考になるでしょう。
つまり、プロバイダを選ぶ際は・・・
混みやすい時間帯に強いプロバイダを選んだり、利用方法や固定回線と併用するなども選択肢に含まれます。
ポケットWi-Fiを選ぶ上で、4種の通信方式の違いを覚えておこう!
固定された回線とは異なりポケットWi-Fiでは電波を利用してインターネットに接続します。ポケットWi-Fiで使用されるインターネット回線には、いくつか種類があります。
通信方式4種を解説
その中でもっとも代表的な電波が多くのスマートフォン利用者も使っているLTEでしょう。LTEとはLong Term Evolutionの頭文字をとったもので、携帯電話の通信規格として登場し、ダウンロードで最大100Mbps以上を満たす性能が特徴です。
ちなみに・・・
もっともここでいう100Mbpsはベストエフォートと呼ばれる理想値のようなもので、実際に100Mbpsで利用できるとは限りません。先にも説明しましたが、その瞬間にどれだけ多くの人が回線を利用しているのかによって、回線速度は変動することになるからです。
他にWiMAXと呼ばれる電波もあります。WiMAXとは無線通信規格の1つで、LTEともっとも異なるのが携帯電話などの回線ではないところです。それがWiMAXの特徴で、LTEを利用するユーザーと比べると利用者数は少なく、また一般的なスマートフォンを使用するユーザーで回線が混みあう心配もありません。
WiMAXにはさらに高速化された通信規格があり、WiMAX2+と呼ばれています。2017年にWiMAX2+は、ダウンロードで最大440Mbpsを達成しました。この数値もベストエフォートですが、固定回線とかわらないほどのスピードです。
回線速度の点でいえば、AXGPという高速無線通信ネットワークの規格もあります。アップロードで使用する回線とダウンロードで使用する回線を状況に応じて振り分けることができる特徴があり、混雑時の速度低下にも期待されています。
更に解説
ポケットWi-Fiで使用される電波は、この4種類が重要になります。それぞれに特徴があるので、もうすこし詳しく確認しておきましょう。
もっとも利用者数が多いLTEは、700MHzから900MHzのプラチナバンドと呼ばれる周波数帯を使用しています。周波数の一般的な特性として、数値が大きいほど回線速度は速くなります。しかしその反面、電波が遠くまで届きにくいという面もあるのです。
WiMAXやWiMAX2+、さらにAXGPは、2.5GHz帯を使用しています。特性からいえば、LTEに比べると回線速度の面では優れているのですが、電波が遠くまで届かないので多くの中継地が必要です。使用エリアを比較してみると、LTEほど広範囲ではなく、使用場所を考慮する必要があります。
ポケットWi-Fiはプロバイダ選びが重要なワケ
ポケットWi-Fiを使ってインターネット環境を利用するには、プロバイダと呼ばれるインターネット接続会社と回線契約を行う必要があります。プロバイダの種類としては、携帯電話会社や固定回線を提供しているプロバイダ、さらにはSIMカードを提供する会社などです。
ドコモ(LTE)
携帯電話会社の中でも、ドコモは中心的な存在でLTE回線網が広範囲で利用可能です。しかし便利なだけに無制限に使用することができません。あらかじめ契約しておいた通信量を超えてしまうと速度が128kbpsになります。追加料金を払うことで速度は戻りますが、コスト面ではそれぞれに必要です。
UQ WiMAX(WiMAX2+)
もうすこし気兼ねなく回線を利用したい場合にはUQ WiMAXのサービスがおすすめです。UQ WiMAXのサービスには、通信量に制限がないプランが用意されています。さらにオプションプランとして、より高速なWiMAX2+を利用できたり、携帯電話会社であるAUのLTE回線を使うことが可能です。WiMAXが2.5GHz帯を使用し速度面で優れている反面、使用エリアが限られてしまうデメリットを補っています。
格安SIM
リーズナブルにポケットWi-Fiを利用したいのであれば、格安SIMカードを利用するのも方法です。格安SIMカードといっても、実際には携帯電話会社や固定回線を提供しているプロバイダの回線を使っている場合がほとんどです。注意点としては、どうしても回線速度が低下しやすく、混みやすい時間帯と重なると利用が厳しくなることもあります。
プロバイダの選び方によって、ポケットWi-Fiの使い方も大きく異なります。目的に必要な回線速度と利用エリア、通信量などを判断基準として決めることがポイントです。さらに、契約年数や解約料なども契約する前に確認しておく必要があります。
意外なポイント!ポケットWi-Fiの機種選びと本体価格
利用したいプロバイダが決まると、プラン選びに移ります。
まずはプランと同時に使用するポケットWi-Fiを選ぶのですが、本体価格には注意が必要です。プロバイダによっては、数万円も必要な場合があります。
またキャンペーンやレンタルという形で本体価格が抑えられていることもあるので見逃せません。ポケットWi-Fiの本体を選ぶときは本体重量や駆動時間、同時にWi-Fi接続できる機種数などを確認しておきましょう。
なぜならプロバイダのサービスに満足でもポケットWi-Fiがかさばったり、すぐに充電切れになってしまうと利用しにくいからです。
どうしても月々の通信料金だけを比べてしまいますが、事務手数料などを含めた実質的なコストでプロバイダを選ぶこともポイントになります。
ポケットWi-Fiを選ぶときのおさらい
ポケットWi-Fiを利用するときにポイントとなるのがプロバイダ選びです。なぜなら、それぞれのプロバイダは、タイプの異なる通信規格を使用していて、回線速度や利用できるデータ量、利用エリアが異なっています。
まずポケットWi-Fiをどのような目的で利用するのかイメージすることで、条件に合うスペックが確認できます。そうすることで必要な回線速度を提供するプロバイダを見つけ、データ量を満たすプランを確認してみるといいでしょう。
都心部であれば、WiMAXなどの回線が使用できるのでおすすめです。しかし、利用エリアが広範囲にまたがるのであれば、LTE回線を利用できるプランが候補になるでしょう。回線速度も安定しているので、コスト面で折り合いがつけば魅力的な選択肢といえます。さらに格安SIMカードを利用したポケットWi-Fiなら、通話で使用するスマートフォンのバッテリーを気にしないで電子デバイスを使うことが可能です。コストを抑えながらも、しっかりとサービスを活用できます。
このように、ポケットWi-Fiはプロバイダ選びで大きく変化します。自分の利用方法を見つめた上でマッチングするポケットWi-Fiやプロバイダを見つけましょう。
WiMAX2+のルーター選びのポイント
WiMAXがなくなり、時代は「WiMAX2+」へ
外でもインターネットが楽しめるサービス「WiMAX(ワイマックス)」が登場してから現在までに様々な情報やサービスが登場、変更してきました。今後も、以下のようなスケジュールでWiMAXのサービスは変更・向上していく予定です。
WiMAX |
WiMAX2+ |
---|---|
2015年春 |
|
下り最大40Mbps |
下り最大110Mbps |
2018年4月 |
|
サービス完全終了 |
WiMAXから完全移行 |
これはつまり、『速度の遅いWiMAXから速いWiMAX2+へと移行していく』ということです。
そのため、WiMAXのプロバイダ各社も現在はメインのサービスをWiMAX2+へとシフトしていっています。
WiMAX2+のプロバイダは何を決め手に選べば良い?
では、そんなWiMAX2+を利用したい場合はどうすればいいのでしょうか?
まずWiMAX2+を契約する上で欠かせないのは、どのプロバイダと契約するか選ぶことです。
そこで、WiMAX2+のプロバイダ各社の特徴や料金などの情報を分かりやすく比較表にしてみましたので、チェックしてみましょう!
※2017年7月更新
プロバイダ名 |
|||
---|---|---|---|
月額利用料 |
3,609円 |
3,695円 |
3,609円 |
契約期間 |
2年 |
||
初月料金無料 |
△(日割) |
× |
|
2年契約満了までの |
57,616円 |
71,680円 |
66,116円 |
3年目以降の |
3,609円 |
3,695円 |
4,195円 |
送料 |
0円 |
||
端末代金 |
0円 |
||
初期費用 |
0円 |
||
事務手数料 |
3,000円 |
||
クレードル |
機器によって付属 |
表記なし |
|
LTEオプション料 |
1,005円 |
||
通信速度 |
下り最大590Mbps |
||
特典 |
最大32,000円 |
最大20,000円 |
23,500円 |
オプション |
GMOとくとくBBポイントが毎月100pt貯まる! |
「ベーシックコース」利用者は月額利用料が200円OFF |
- |
auスマート |
auのスマホ月額料金が毎月934円値引き |
||
保証サービス |
安心サポート(月300円) |
メーカーの保証規定に沿って、auショップにて修理・交換 |
修理・交換対応 |
安心サポートワイド(月500円) |
|||
解約手数料 |
2年目まで 24,800円 |
1年目 19,000円 |
|
2年目 14,000円 |
|||
2年毎の契約更新月は無料 |
|||
3年目以降は9,500円 |
|||
利用所要日数 |
最短4日 |
最短2日 |
最短4日 |
プロバイダ名 |
プロバイダ名 |
|||
---|---|---|---|
月額利用料 |
2,726円 |
3,696円 |
3,695円 |
契約期間 |
2年 |
||
初月料金無料 |
× |
〇 |
|
2年契約満了までの |
68,424円 |
81,704円 |
71,680円 |
3年目以降の |
3,326円 |
4196円 |
4,195円 |
送料 |
0円 |
||
端末代金 |
0円 |
||
初期費用 |
18,857円 |
0円 |
|
事務手数料 |
3,000円 |
||
クレードル |
表記なし |
機器によって付属 |
|
LTE |
1,004円 |
1,005円 |
|
通信速度 |
下り最大590Mbps |
||
特典 |
2台目は初期費用 |
商品券10,000円 |
最大20,000円 |
初期費用 |
セキュリティソフト1年間利用無料 |
||
オプション |
- |
||
auスマート |
auスマートフォンの月額利用料金が |
||
保証サービス |
端末安心サポート |
記載なし |
記載なし |
My Broadサポート |
|||
解約手数料 |
1年目 19,000円 |
||
2年目 14,000円 |
|||
2年毎の契約更新月は無料 |
|||
3年目以降は9,500円 |
|||
所要日数 |
最短即日 |
表記なし |
|
プロバイダ名 |
少し項目が多くなりましたので、ここからは特に気にすべきポイントに焦点を当てた上で、WiMAX2+のおすすめのプロバイダがどこなのかを解説していきたいと思います。
まず最初に確認しておくこと
まずは当然月額の利用料金をチェックしておきましょう。どのプロバイダも、回線を管理しているUQ WiMAXの月額利用料を基本としているため、大きな差はありませんが、中には初期費用を高く取る代わりに、月々の料金を大幅に安くしているところがあります。
また、2年間だけ安く使えるところと、3年目以降もずっと安い料金で使えるところがありますから、その辺もよく見ておくようにしましょう。
WiMAX2+はauのスマートフォンユーザーにとってもお得なサービスがあります。
それは『auスマートバリューmine』というもの。
【驚愕】auスマホの利用料が毎月大幅値引きに?
これは、auのスマートフォンユーザの方が契約された場合、スマホの利用料が毎月最大934円も値引きされるというとても嬉しいサービスです。
そのため、プロバイダ自身のキャンペーンやオプションと合わせると、かなりお得になることもあるので、auユーザーは絶対に逃さないようにしましょう!
WiMAX2+のプロバイダを決める際、決め手となる項目はいくつかあると思われますが、最も各社の差がはっきりわかるのはキャンペーンの内容です。
回線自体が同じで、月々の利用料にも大きな差が見られないので、つまらないところで損をしないようにするためにも、キャンペーンの内容はきちんとチェックしておいた方がよいでしょう。
キャンペーン内容は大きく2種類
各プロバイダが打ち出しているキャンペーンの内容は大きく分けて、キャッシュバックとタブレットセットの2つです。
どちらを選んでも金額的には同じくらい得するように設定されています。
自分にとってどちらがお得なのかを決めておこう
最初はプロバイダによってどちらかをキャンペーンの特典としていましたが、最近では、キャッシュバックかタブレットかどちらか好きな方を選択というプロバイダが増えています。
ですから、自分にとって魅力的な方を選択するとよいでしょう。
プロバイダによってキャッシュバックの金額、受け取るタイミングが異なる!
ただし、キャッシュバックに関しては、金額がプロバイダによって違い、キャッシュバックされるタイミングも異なります。
どのタイミングでいくらのキャッシュバックがあるのか、きちんと把握しておかないと、キャッシュバックされていないのに解約をして大損してしまうということもあり得ますから、気を付けましょう。
WiMAX2+を提供するプロバイダの中には、家庭用の光回線やADSLも提供している大手プロバイダがいくつか含まれています。パソコンのプロバイダとして既に会員登録している人であれば、会員向けの割引料金が設定されている場合があります。
そのような場合には、同じプロバイダを選んだ方がお得と言えます。
WiMAX2+を申し込む際、ほとんどのプロバイダで端末ルーターを0円で提供しています。中には、クレードルセットとルーター機種のセットを選択しても0円というプロバイダもあります。
クレードルは有線でも使える
クレードルだと、充電が楽と言うだけでなく、有線LANにもつなげられるという利点があります。
使い方によってはクレードルが便利な場合もありますから、人によってはその点が決め手になることもあるでしょう。
クレードルはプロバイダよりプラン次第
クレードルはセットで無料提供しているプロバイダの中でも、プランによって選択できる機種が変わってくるので、クレードルが付属されない場合もあります。
セットで利用したいという方は予めプロバイダの公式HPなどで確認のお問い合わせをするようにしましょう。
WiMAX2+を申し込む前に
WiMAX2+ は今注目の高速モバイル通信です。今はまだ使えるエリアが限られていますが、急速に拡大していますし、2015年の春には更にスピードもアップし、下りで最大220Mbpsになったので、速めに使い始めておきたいものですね。
支払い方法を決めて、本人確認書類を準備しておく
申し込みをする際に必要になってくるものとして、注意しておかなければいけないのは次の2点です。
支払いについて
支払いはクレジットカードか銀行引き落としですから、カードか銀行口座を用意しておかなければなりません。
本人確認について
また、銀行引き落としにする場合には、本人確認書類が必要ですから、免許証やパスポートなど本人確認書類として認められているものを用意しておきましょう。
まずは、当然のことですが、利用を申し込むプロバイダを決めなければなりません。
複数のプロバイダがあるのでどこに使用か迷いますが、これまで説明してきたように、月額料金やキャンペーンの内容の他、セキュリティやサポート体制などトータルで比較して、自分の用途と合うプロバイダを選ぶようにしましょう。
次にモバイル端末を選びます。
重さや薄さが違ったり、充電がクレードルでできたりできなかったりという違いだけでなく、繋がり易さにも差がありますから慎重に選びましょう。
色の選択ができるようなら色も選び、個人か法人かという申込み区分の選択もします。
続いて料金プランを選びます。
選ぶ料金プランによって使えるルーター端末と使えないルーター端末がある他、ルーター端末の値段が変わってくることもあります。この時、オプションサービスを付けるかどうかの選択もします。
すべての項目を選んだら、契約条件を確認します。
契約者の名前や住所など個人情報を入力します。
クレジットカード払いか銀行引き落としかという支払方法の選択をします。その後購入した端末の届け先を入力して契約内容を確認したら申込みの完了です。
料金の支払いがクレジットカード払いの場合は確認が早く取れるため、最短なら申し込みの翌日に端末が手元に届きます。
WiMAX2+は対応エリアが拡充しており、幅広いエリアでの利用が可能となっています。外でのインターネットはもちろん、最近では格安スマホをはじめとするモバイルインターネットをするうえでも欠かせない存在となりつつありますが、その際にはルーターが必要です。
WiMAX2+に対応したルーターには様々な種類があります。1つずつ特徴をみていきましょう。
※上から最新順になっています。
「エコモード」搭載で省電力化された「WX02」
WX02の特徴
WX01の後継機種として発売されたWX02は、一般的には「マイナーチェンジ」と思われがちですが、様々な機能が追加されています。
中でもこのWX02から追加された3つのモード「ハイパフォーマンスモード」「バランスモード」「エコモード」は、バッテリーの残量について配慮されたモードとなっています。
ハイパフォーマンスモードは連続通信時間が最も短いモードであり、バランスモードは一定時間通信がなかった際には通信速度を変更して連続通信時間を調整するモードとなっています。エコモードではさらにバッテリーの残量に応じた省電力モードとなっており、連続通信時間は最大でおよそ10時間まで伸びています。これらの3つのモードを使い分けることによって、WX01に比べかなりバッテリーの容量を効率的に使うことができるようになりました。
モバイルルーターだけに、自宅ではもちろんのこと外出時にも持ち運ぶことができるようになっていますが、こうしたバッテリー容量に配慮した機能があることで残量を気にすることなく存分に利用することができるようになりました。
日次累計通信量カウンター
WX02にはもうひとつ、WX01にはなかった機能として、「日次累進通信量カウンター」が用意されています。
これは日ごとの通信量の累計をチェックすることができる機能であり、たとえば「前日までの3日間」や「本日までの3日間」のデータ通信量の状態を確認することが可能です。こうした通信量カウンターを確認することで3GBの速度制限がかからないように通信量を節約することができるのもWX02の特徴といえるでしょう。
WiMAX2+は高速インターネット通信ができる便利なものですが、ネックとなるのは「使いすぎ」による通信速度制限です。WX02には日次累計通信量を確認することができる機能が搭載されていますので、使用状況を常に把握することができるようになっています。
キャリアアグリゲーション対応で省電力化された「W02」
W02の特徴
W02はWiMAX2+ならではの高速通信はそのままに、これまでのルーターにはなかった様々な機能が搭載されています。
その最大の特徴ともいえるのが、W02の本体バッテリー容量に応じて自動的にキャリアアグリゲーションのオン・オフが切り替わる仕組みです。キャリアアグリゲーションとは、高速通信を実現するための技術であり、WiMAX2+の根幹ともいうべき仕組みです。この切替をバッテリー残量に応じて自動で行うことができる省電力モードが搭載されていますので、自宅はもちろん外出先でも高速インターネット通信を楽しむことができます。
ルーター本体には、スマホと同様に直感的な操作が可能な2.4インチカラータッチパネルが用意されており、先述の省電力モードが搭載されていることからバッテリーの消費を抑えることも可能な設計となっています。
工事不要で届いた日に使用可能
W02はモバイルルーターW01の後継機種として開発されたルーターです。「モバイル」という名前の通り場所を選ばず高速インターネット通信を利用することができ、もちろん自宅の固定インターネット回線としてW02からWiMAX2+を利用可能です。
また、モバイルルーターであることから回線の工事をする必要もなく、当然ながら専門業者の人に工事に来てもらう日程の手配などをする必要もありません。そのため、W02が届いたその日からWiMAX2+の高速インターネット通信を利用可能です。
すぐにインターネットを使いたい人におすすめです。
W02の通信速度
W02は、キャリアアグリゲーションで最大下り220MbpsのWiMAX2+と下り最大75Mbpsのau4G LTEの通信に対応しています。
もともとモバイルルーターであることからルーターを使う場所を選ばない、という特徴を持ったW02ですが、こうした幅広い通信規格に対応していることから、広範囲で高速インターネット通信を利用することが可能です。
旧式のWiMAX2+ルーターの特徴も解説
下り最大220Mbps対応ルーターの「WX01」
WX01はWiMAX2+のルーターの中のひとつです。WiMAX2+といえば下り最大220Mbpsという高速インターネット通信がひとつの特徴でもありますが、このWX01であればWiMAX2+の最高速度でインターネットを利用することができます。
また、WiMAXも利用可能であることに加えて無線LANやBluetoothテザリングにも対応していますので、パソコンでのインターネットにも最適なルーターといえるでしょう。カラーリングは全部で3色から選択できますので、インテリアの雰囲気に合わせて選んでも面白いかもしれません。
また、重量も約97gと軽量のため持ち運びに便利な大きさとなっています。
キャリアアグリゲーション対応の「W01」
W01もWX01と同じく下り最大220Mbpsの高速通信に対応しています。
なお、WiMAX2+ではキャリアアグリゲーションというインターネット通信を高速化する技術を採用しています。これは複数のインターネット通信帯域を同時に利用するという原理であり、受信速度が110Mbpsの電波を2つ束ねることで220Mbpsの速度を実現しました。
W01はそんなキャリアアグリゲーションによって220Mbpsの高速通信に対応していますが、それに加えてauLTEにも対応しています。WiMAX2+のエリア外であってもauLTEに接続することができますので利用の幅が広がります。
W01の重量は約113gとなっておりWX01よりもやや重いサイズです。とはいえ、持ち運びに困るほどのサイズではありませんのでWiMAX2+の対応エリア外まで携帯するといった使い方も可能です。
3つの通信モードが利用できる「HWD15」
HWD15は、WiMAX2+に加えてWiMAXとauLTEにも接続できるルーターです。重量は約140gと少し重いのですが、サイズはスマホを一回り小さくしたような大きさなのでポケットルーターとしても利用可能です。
WiMAX2+だけでなくWiMAXにも対応していますので、WiMAX2+のデータ容量オーバーで接続速度制限を受けた場合でもWiMAXに接続することで安定した速度での通信が利用できます。ただし、その反面WiMAX2+の下り最大220Mbpsという超速インターネット通信には対応していません。
安定してネットに接続したい人にとっては最適なものといえるでしょう。
WiMAXハイパワー対応の「NAD11」
NAD11はこれまでに紹介してきたルーターに比べ先発の機種です。
auLTEへの接続に対応していませんので、WiMAX2+のエリア内でなければ利用することができませんが、そもそもエリア外でルーターを使うということがないという人であればそれほど問題にはならないでしょう。
このNAD11もWiMAXへの接続に対応していますので接続速度制限が気になる人はWiMAXと併用して接続するといった利用方法が可能です。そのため、自宅に据え置きでインターネット接続をするという使い方をする人にとっては揃えておいて損はないでしょう。
ただし、WiMAX2+は屋根や壁など遮蔽物があるところはやや接続速度が遅くなりますので、置き場所についてはある程度選ぶ必要があるかもしれません。
まとめ
WiMAX2+は、今や全国90%以上をカバーしており、日本のほとんどすべてのエリアでモバイルインターネットをすることができます。ここまで広いエリアを持つWiMAX2+だけに、その性能を十分に発揮できるルーターを利用することが望ましいといえるでしょう。
やはりおすすめなのは最新機器である「WX02」か「W02」ですが、旧式の機器を選択するとキャッシュバックの金額が増額されたりするのであまり使い方にこだわりがなければどの機種でも問題ないとは思います。
【さいごに】その他にも役立つ情報がたくさん!
当サイトでは他にもプロバイダのより詳細な特徴の解説や、口コミなどの役立つ情報を紹介していけたらと思っています。
情報も常に最新の情報をご紹介したいと思っておりますので、時々チェックしてみてください。
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